- プログラミングやデザインが人気で興味がある
- AI時代にプログラミングやデザインは自動化されるのでは?
- 今から勉強しても自動化されたら無駄にならないのかな?
- 業界で働く現役のデザイナーやエンジニアの本音を聞いてみたい
結論
- プログラミングやデザインは、AIで確実に自動化されていきます。
- デザイナーやエンジニアは、今後ますます需要が高まります。
AIで様々なものが自動化されるため、何を学んでもAI に職を奪われ、今頑張ることが無駄に感じる方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
プログラミングやデザインが自動化されるのに、なぜエンジニアやデザイナーの需要が増えるのか?
広告代理店、制作会社を経て、ソフトウェアメーカーに勤務中の業界約15年の私がこの問いに答えます。
この記事は、これからデザインやプログラミングの学習に挑戦しようとしている方に参考にして頂ければ幸いです。
それでは、始めます。
もくじ
プログラミングやデザインはAIで自動化されていく
むしろ、既ににAIによる自動化は始まっていて、この波は止める事はできません。
プログラミングの自動化の波
あらかじめ決められているプログラムの範囲で自動的にプログラムを作成する従来の自動化のとは違い、AI(人工知能)による自動化は、与えられた情報を元に自分で考えてプログラムを作成します。
デザインの自動化の波
デザインでAI(人工知能)と言われて思いいつくのは「Adobe Sensei」ですね。
Wix
「ADI (人工デザイン知能=Artificial Design Intelligence)」と呼ばれるAIを使って、Webを作れるサービス
The Grid
「Molly」と呼ばれるAIによって、Webを作れるサービス
PageCloud
質問に答えていくだけでWebを作れるサービス
Firedrop
「Sacha」というAI WebデザイナーとチャットをしながらWebを作れるサービス
AIで自動化されても、エンジニアやデザイナーの需要が増える理由
AI(人工知能)による新たな市場が誕生=人手不足
AIによる自動化が加速するにつれ、新たな市場が生まれるわけです。
そこで必要な人材は、間違いなくエンジニアやデザイナーです。
小学校のプログラミング学習も必須化が始まるのも、エンジニア不足を解消するためです。
もし、AIによる自動化が進むにつれてエンジニアやデザイナーの職が奪われるとすれば、IT企業は縮小し、エンジニアやデザイナーがどんどんクビを切られているはずですよね?
実際のところ、時代はその逆に進んでいて、エンジニアやデザイナー不足に多くの企業が悩んでいます。
2030年ではなんと「79万人」も不足すると予想されていて、早くも大企業によるエンジニアの取り合いがスタートしているというのが現状です。
AI(人工知能)は、お助けマン=僕らの味方
AI(人工知能)によって、今まで人がこなしていた「作業」は自動化されます。
それによって、より付加価値の高いものを作るための時間ができるわけです。
AIでできることに対抗するのはナンセンスで、面倒くさいことをやってくれるお助けマン的な存在として味方につけるという考え方が大切です。
AI(人工知能)で競合他社との差別化
AI(人工知能)に丸投げしてできたデザインやシステムで競合他社と差別化できるかというと、正直厳しいでしょう。
AI(人工知能)でデザインやシステムを制作・開発するのが当たり前になったとしても、差別化するための「カスタマイズ」が必要です。
そんな時、デザインやプログラミングのスキルが無い人と経験のある人のどちらが適任でしょうか?
デザイン業界では、デザイン能力がないためにデザインのディレクターに転職したり、手を動かしたことのない営業畑の人がデザインのディレクターになっていることが多々あります。
そういった人の中でも優れた人はいますが、やりにくいと感じることの方が多いです。
私の経験では、デザインやプログラミングは実際に手を動かしたことのある人が強いと感じています。
AI時代を生き抜くのも、そういったベースがある人材が輝く時代なので、「AIで自動化されるからプログラミングやデザインを学ぶのは無駄」という考えは間違いですね。
プログラミングやデザインは「コスパ」が良い
スクールの費用は数十万円かかりますが、スクールを最後までやり遂げ、案件を数件こなせば余裕で元が取れます。
国家資格などの誰からの許可も必要なく、
スクール卒業前であっても通いながらでもデザインやプログラミングで稼ぐことができます。
よく勘違いされるポイント
フリーで稼げるのはS級クラスだけ
プログラミングやデザインで稼ぐのにS級クラスのスキルは不要です。
もちろん、頂点を目指せば目指すほど自身の市場価値は上がりますが、そこまで極めなくてもお金は稼ぐことが可能です。
これは『いい加減なスキルでも仕事が取れる』という意味ではありません。
今や案件が多岐に渡っており、初心者でも一定期間本気で学習すれば、手の届く案件がたくさんあり、プログラミングやデザインの需要に溢れているという意味です。
私自身、過去にPHPとMySQLの本を独学して、不動産業界の物件検索システムを構築したことがあります。
本3冊で何十万と報酬を頂けるなんて本当にコスパが良くて、その時に本気で学んだスキルがその後の仕事に活かされています。
プログラミングやデザインを学ぶ利点はコードを書くこと以上に思考力が磨かれることですね。
しかも今の時代はスクールが充実しているので、体系的に基礎を学んだら転職支援までしてくれる。
数十万スクールに投資して本気で学ぶだけで、その後の人生で楽に稼げるスキルが身につくのだから、本当にコスパが良いとしか言いようがありませんね。
まとめ「AIによる自動化でエンジニアやデザイナーはどうなる?」
それでは、まとめます。
AIによってあらゆるものが自動化され、エンジニアやデザイナーは職を失うと危惧される方に朗報です。
むしろ、AIの進化によって新たな市場が生まれ、エンジニアやデザイナーの需要はますます高まります。
ぞれは実際にプログラムを書いたりデザインするだけでなく、AIを使いこなしたりAIができない部分を補完したり、強化したり、仕事は多岐に渡ります。
小学校でのプログラミング学習の必修化もスタートするくらい将来の人手不足が懸念されてるレベルなので、安心してプログラミングやデザインの学習を始めて下さい。
今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。